京都北山 花脊峠-佐々里峠-芹生峠チャリトレ(自転車)
8月26日(日)は、京都北山で森林浴をしてきました。
報告と所感
2007年8月26日(日)
佐々里峠への途中で。遠い昔に戻ったような感覚に囚われた。ここも京都市内。
- 12:15 自宅を出発
- 惰眠をむさぼっているといつの間にか昼間近。これはいかんとあわてて家を出る。
- 今回は峠を自転車で越えてみて身体に違和感がないか確かめるのが目的。自宅から50km強離れた京都北山の峠「佐々里峠」をひとまず目標におく。
- 昼食は京都市内で。ひと気のない山道に入ると食糧が手に入らなくなるのが不安になるのだろうか、スーパーでも必要以上にお茶や菓子を買い込んでしまう。
- 天気は晴れ。少し雲が出ているが大丈夫だろう。
- 15:10-15:15 花脊峠
- 鞍馬温泉の入口を過ぎたあたりで休憩、心の準備をして登り始める。
- 森の中に入れば涼めると踏んでいたがそう甘くはない。もわっとする熱気。久しぶりの坂登りということもあるのだろう、次第に頭がのぼせてくる。百井峠の分岐をやや過ぎたところにある水場でたまらず水を頭に被り、目を覚ます。
- 湿度は高いが峠の気温は27度。ここから佐々里峠の分岐まで12kmはご褒美の下り。ここにきてようやく涼しくなってきた。
- 15:33 佐々里峠分岐
- 分岐から今日の目的地である佐々里峠までは片道12km。
- 往復すると家に着く頃には暗くなっているかもなあ。遅く家を出たのをいまさら後悔しつつも、予定どおり峠を目指す。
- 16:35-16:42 佐々里峠
- 分岐を過ぎると車の量も減り風景はさらに鄙びたものに。小川のそばにぽつんと構える平屋建ての民家。昔の映像を見ているような錯覚。それでもここは京都市内。
- 京都市内のスキー場・広河原スキー場を左手にやりすごし、冬季閉鎖のゲートを過ぎると佐々里峠への登りにさしかかる。道幅は2車線で広い。
- ネット上の記録で「楽に登れる」と記してあったのを刷り込まれて脇が甘くなっていたのだろうか、思った以上に遠く感じる。先ほど越えた花脊峠の半分の標高差しかないのだが、やはり峠であることに変わりはない。*1
- 峠の標識は登りきってやや下ったところにある。かつて往来があったころの名残か、石造りの立派な小屋が建っていた。
- 佐々里峠は「はてな」の社長である近藤淳也氏が学生の頃1日55往復、標高差13,000m以上を一日で稼いだ*2という場所。とてもではないが今日そんな気力はない。
- 休憩もほどほどに峠を発つ。暗くなる前にもうひとつの峠は越えておきたいところだ。
- 17:07 佐々里峠分岐
- 17:21 上黒田 芹生峠分岐
- 18:13 芹生峠
- 19:40 自宅到着
- すっかり暗くなってしまったが、考えていたメニューを予定どおりこなすことができた。肩の調子もどうやら大丈夫のようだ。
- 「久しぶりだったのに、3日間最後までしっかり走ってくれたね。」埃をかぶってくたびれたMTBを見つめながら、心の中でそっとささやく。
データ
- 走行距離
- 115.6km
- 累積標高
- 1,443m
- 走行中の平均速度
- 20.2km/h
*1:花脊峠の標高差は約500m、佐々里峠は約250m。
*2:「KRP Collabo Magazine - 京都リサーチパーク発 ビジネス情報 - 13号(2003.7.10)」
*3:花脊峠の標高:770m。芹生峠は680m。