これぞはてブ芸〜「分熊ゲリオン」から原典を知る
朝目覚めてマシンのスイッチを入れると、昨夜書いたエントリがはてブにブクマされていた。
消化不良気味で屁理屈をこねただけの雑文に目を通すような物好きもいるのかと思いユーザのIDを覗いてみると、はてブ論の泰斗として秘かにはてなRSSとはてブお気に入りに登録させていただいているid:ululun氏とid:tomozo3氏がいらっしゃるではないか。
恐れ多いと思いつつ昼間RSSリーダーで巡回していると、どこかで見覚えのある調子のフレーズに出会う。
- 第壱話 ?B、襲来
- 第弐話 見知らぬ、リファラ
- 第参話 書かない、タグ
- 第四話 メタブクマ、逃げ出した後
- 第伍話 ブックマーカー、心のむこうに
- 第六話 決戦、[氏ねばいいのに]
- 第七話 ホッテントリの造りしもの
- 第八話 エントリー、分熊
- 第九話 瞬間、心、重ねて
- 第拾話 分熊ダイバー
- 第拾壱話 静止したクネクネの中で
- 第拾弐話 ?Bの価値は
- 第拾参話 はまちや、侵入
- 第拾四話 ?B、アイコンの座
- 第拾伍話 B↑とB!
- 第拾六話 死に至るトラックバックスパム、そして
- 第拾七話 大旦那の「お気に入り」
- 第拾八話 ブックマークの選択を
- 第拾九話 ブックマーカーの戰い
- 第弐拾話 心のかたち、はてブのかたち
- 第弐拾壱話 四番目のjnaoya、誕生
- 第弐拾弐話 せめて、はてなブックマーカーらしく
- 第弐拾参話 涙
- 第弐拾四話 最後のブックマーク
- 第弐拾伍話 終わるブックマーク
- 第弐拾六話 世界の中心で?Bを叫んだけもの
- 劇場版 ?B新生
- 劇場版 Air/まごころを、君に
この精神世界めいたタイトルの立て方、どこかで見たことがあると直感した。
昨年、ブログの炎上ネタで反面教師としてさんざん引き合いに出された「エアロバキバキ」祭りのまとめサイトからだ。
- 壱話 事故、襲来
- 第弐話 見知らぬ、ひ弱男
- 第参話 エアロ、バキバキ
- 第四話 ブクロ、逃げ出した後
- 第伍話 ブクロking、心のむこうに
- 第六話 決戦、池袋
- 第七話 ブログの造りしもの
- 第八話 2ちゃんねらー、来日
- 第九話 住所、顔、晒されて
- 第拾話 ブログヘイサー
- 第拾壱話 静止した内定
- 第拾弐話 父親の価値は
- 第拾参話 堀江、侵入
- 第拾四話 指名手配、されて
- 第拾伍話 犯罪顔の川野
- 第拾六話 豚箱、そして
- 第拾七話 四人目のエアロバキバキ
- 第拾八話 人生、バキバキ
- 第拾九話 川野の戦い
- 第弐拾話 エアロのかたち バキバキ
- 第弐拾壱話 バキバキ、誕生
- 第弐拾弐話 せめて、エアロ、バキバキ
- 第弐拾参話 内定
- 第弐拾四話 最後の内定
- 第弐拾伍話 消える内定
- 最弐拾六話 世界の中心でエアロ、バキバキ
- 第25話 Aero
- 第26話 バキバキを君に
ここでようやく「分熊ゲリオン」=「エヴァンゲリオン」か?と考えるに至り、原典に当たってみる。
- 第壱話 使徒、襲来 (ANGEL ATTACK) ---1995年10月4日
- 第弐話 見知らぬ、天井(THE BEAST 直訳するとけだものだが定冠詞がつくと「悪魔」のことになる)---1995年10月11日
- 第参話 鳴らない、電話 (A transfer) ---1995年10月18日
- 第四話 雨、逃げ出した後 (Hedgehog's Dilemma 心理学用語のヤマアラシのジレンマ) ---1995年10月25日
- 第伍話 レイ、心のむこうに (Rei I) ---1995年11月1日
- 第六話 決戦、第3新東京市 (Rei II) ---1995年11月8日
- 第七話 人の造りしもの (A HUMAN WORK) ---1995年11月15日
- 第八話 アスカ、来日 (ASUKA STRIKES!) ---1995年11月22日
- 第九話 瞬間、心、重ねて (Both of You, Dance Like You Want to Win!) ---1995年11月29日
- 第拾話 マグマダイバー (MAGMADIVER) ---1995年12月6日
- 第拾壱話 静止した闇の中で (The Day Tokyo-3 Stood Still) ---1995年12月13日
- 第拾弐話 奇跡の価値は (She said, "Don't make others suffer for your personal hatred.") ---1995年12月20日
- 第拾参話 使徒、侵入 (LILIPUTIAN HITCHER) ---1995年12月27日
- 第拾四話 ゼーレ、魂の座 (WEAVING A STORY) ---1996年1月3日
- 第拾伍話 嘘と沈黙 (Those women longed for the touch of others' lips, and thus invited their kisses.) ---1996年1月10日
- 第拾六話 死に至る病、そして (Splitting of the Breast) ---1996年1月17日
- 第拾七話 四人目の適格者 (FOURTH CHILDREN) ---1996年1月24日
- 第拾八話 命の選択を (AMBIVALENCE) ---1996年1月31日
- 第拾九話 男の戰い (INTROJECTION) ---1996年2月7日
- 第弐拾話 心のかたち、人のかたち (WEAVING A STORY 2:oral stage) ---1996年2月14日
- 第弐拾壱話 ネルフ、誕生 (He was aware that he was still a child.) ---1996年2月21日
- 第弐拾弐話 せめて、人間らしく (Don't be.) ---1996年2月28日
- 第弐拾参話 涙 (Rei III) ---1996年3月6日
- 第弐拾四話 最後のシ者 (The Beginning and the End, or "Knockin' on Heaven's Door") ---1996年3月13日
- 第弐拾伍話 終わる世界 (Do you love me?) ---1996年3月20日
- 最終話 世界の中心でアイを叫んだけもの (Take care of yourself.) ---1996年3月27日
ここで目に止まったのが「第拾七話 四人目の適格者 (FOURTH CHILDREN) ---1996年1月24日」。
分熊ゲリオンには「第弐拾壱話 四番目のjnaoya、誕生」とある。
id:jnaoya氏のブクマ4get率が異常というエントリに頷いたばかりだったのではからずもニヤリとすることしきり。
これぞはてブ芸。
ただ、エヴァンゲリオンの前にエアロバキバキを直感してしまう自分も、相当変わり者と思ってみる。