ウェブに文章を書いていることをリアルで説明するならば
正月、久しぶりに学生時代の友人と飲んでいたとき。なぜかウェブ2.0の話題にさしかかったときの会話。
- 友人
- hatayasanは、自分でホームページとか作ったりしているの?
- hatayasan
- そんな大層なこと、僕がやるわけないやん。
反射的に「そんなものは作っていない」と答えてしまったのですが、問い掛けようによってはまた違った答え方をしていたのかもしれない、と思い返しました。
リアルの場面で、自分がウェブ上に文章を書いていることをそれとなく説明するとするならどのような言葉を使うか、少しだけ考えてみようと思います。
ウェブで文章を書いていることをリアルで伝えるならば
- ホームページ
- ブログ
- 「ブログを書いています」。
- 果たして「ブログ」という言葉がどこまで人口に膾炙しているのか、自分自身測りかねているところがあります。
- 素肌の感覚では、この言葉を安易に口にすると相手に「気取った印象」を与えてしまいそうな気がします。ブログが普及してきたとはいえ、意思を持って自分の考えをネット上に綴っている人がどれほどいるか、見えないものが多いからです。
- ブログを書いていることを積極的に宣伝したい場合を除いて、この言葉をリアルで口にするのは慎重でありたいと、今は考えています。
- 「ブログを書いています」。
- サイト
- 「サイトをやっています」。
- 「ホームページ」ほど凝り固まってもいないし、「ブログ」ほど気取ってもいない。ニュートラルな語感。個人的にはこの言葉を推したいところです。
- こういう透明感のある言葉をさりげなく会話に織り交ぜることができれば、知的でスマートに映るのではないかと憧れるところがあります。
- ただ、抱く好感とは裏腹に、この言葉の認知度は「ブログ」「ホームページ」より1ランク低いのではないでしょうか。使う状況と対象は残念ながら限定されてしまうように思います。
- 「サイトをやっています」。
- ウェブサイト
- 「ウェブサイトに文章をアップしています」
- 「フローというよりストックがメイン、核とするコンテンツがある」場合にこの言葉を使うのが相応しい気がします。
- それだけに、思いつきを書き殴る自分のダイアリーに「ウェブサイト」の言葉を当てはめるのは、あまり相応しくないのではないかとも感じます。
- それでも、凝り固まった「ホームページ」を避けて、受け入れられるだろうかと多少の不安を覚えつつこの言葉を選ぶ状況は意外と多いようにも思います。
- 「ウェブサイトに文章をアップしています」
- 日記
- 「インターネットで日記を書いています」。
- 誰にでも通じる「日記」という言葉なら、相手を身構えさせることもない。会話を軽く流すにあたって、これは大きなポイントです。
- 「思いつきを日記につらつら書き留めているのです」「独り言を日記にシコシコ書き殴っているのですよ」 三枚目を気取るくらいが、肩の力も抜けてちょうどいいかもしれません。
- 「インターネットで日記を書いています」。
「同一のアカウントで管理されるウェブページの集合を表す言葉」に持つ印象を、あくまで僕の感覚で書き出してみました。
リアルの場で自分のダイアリーを説明するとするなら、「日記を書いているんですよ」が今のところはしっくりくるようです。
一般的には、どうなのでしょうか?