冬の京都北山へ - 佐々里峠を訪ねる
お地蔵さんにお祈り、してきました。
自転車や車で賑わう道も、冬は静けさを取り戻す。
雪に深く埋もれた峠を、スキーを使って訪ねてみました。
感想など
スキー場から下りてまだ時間も早いので、林道を少しだけ歩いてみることにしました。
しばらくトレースを歩くと、スキーを履いた二人組に追いつきました。お礼を言って先を行かせてもらいます。
スキーを履いていても深いところで膝下、スキーを脱ぐと腰まで雪に沈みます。なかなか手強い。
自転車だと20分で着く峠道を3時間弱かけて。
岩小屋がいつものようにそこに。風も物音もしない、静かな時間が流れます。
佐々里峠の岩小屋、夏はこんな感じ。*1
長年の風雪を耐えてきたような貌。
白く雪をまとった、京都北山の山並み。
自分のあとにできた道を振り返るのも、悪くはないですね。
林道の途中でテントを張っていた方に、なんとイノシシ鍋を振舞っていただきました。山里の四季を肌で感じることを趣味とされているそうで、ずいぶん話し込んでしまいました。
車を停めてある広河原スキー場に到着。
もろもろ
- 自転車で訪ねて雰囲気が気に入っていた峠を、冬に訪ねてみました。
- 行程の9割以上は雪をかき分けて進む「ラッセル」。
- スキーでも広河原スキー場から佐々里峠まで3時間弱。京都の山で腰まで雪にまみれることができるとは思いもしませんでした。
- 京都北山の冬、これまで関心を払うことなく過ごしてきましたが、案外奥が深そうな気がします。
*1:このときの記録は「京都 南丹園部-南丹美山-佐々里峠-花脊峠サイクリング(自転車) - 忘却防止。」参照。