はてブの味を噛みしめるほどに、ブクマのポリシーも変わっていく〜自分の履歴から

北の大地から送る物欲日記 - はてなブックマークをつけるマイポリシー 」を読んで。
自分の場合、はてブを始めたのは「増えすぎたブラウザのお気に入りをなんとか整理したい」ところから始まった。自分が「ブクマするポリシー」なんてことを考え出したのはつい最近。
「いつでも参照できる公開版お気に入り」から「自分向けニュースサイト」へ。
はてブを使い込んでいくに従って、自分がブクマするポリシーがどのように変わっていったのか書き留めておきたい。

ブラウザのお気に入りをはてブに移す(第1段階)

フォルダの階層が深くなって思い出すことすらままならなくなったブラウザのお気に入りを人力ではてブにエクスポートする段階。
ブラウザにはYahoo、Googleアサヒ・コムといくつかの定期巡回先を残して整理できて満足、満足。
この段階では、はてブを「ブラウザのお気に入りを、ウェブで公開し合うサービス」程度にしか認識していない。エントリを登録しているユーザが多いときは「ああ、このサイトは定番なんだな」と気に留めておく程度でブックマークのコメントをチェックまではしない。まだ自分のなかで閉じている段階。

気になった記事を手当たり次第にブクマする(第2段階)

どうやら、トップページをブックマークするよりもサイト内の個別の記事をブクマする使い方が本来のはてブの使い方であることに気づく。
お気に入りを増やしすぎないためにこれまで自分に課してきた「お気に入り=トップページをブックマークする」思想から解放される。過去の巡回先の気になった記事を手当たり次第にブクマしていく。タギングの試行錯誤。
RSSリーダーの購読先に、大手のニュースサイトに加えていわゆるアルファブロガーのブログを加える。トラックバック・コメント先のブログも精力的に巡回、面白そうなものはひたすらRSSリーダーに登録し、個別記事もブクマする「質より量」な時期。

気になるユーザが見えてくる(第3段階。現在)

ブックマークのコメントページをチェックしていて、気になるエントリをいつも自分より先にブクマしているユーザがいることに気づく。自分向けアルファブックマーカーの発見。
自分のブクマするエントリには似通ったユーザがいつもいることに気づく。はてブにコミュニティの側面もあると気づくとき。
自分がブクマするブログも、どうやらいい意味で固定していることが掴めてくる。
これはと思ったブログの過去ログ(膨大な場合は、注目のエントリーに絞る)を読み返し、ストンと落ちたものをブクマしていく。宝物を掘り返すようで、なんだか楽しい時期。

自分の関心をフォーカスする(第4段階。これから)

収集する情報と自分の関心がマッチする精度を高めていく時期。
以前のように、RSSリーダーに膨大な数のフィードを登録して手当たり次第ブクマするシチュエーションは減っていくと思う。
ホッテントリからの情報収集は、興味のあるカテゴリに絞る。
お気に入りのブックマーカーの特定のタグのRSSを購読するようになる。
RSSフィードのフォルダの振り分けも、より自分向けに細かにカスタマイズされたものに変わっていく。
自分のはてブライフが「落ち着く」とすればこのような段階だろうか。