鉄道ジャーナル 2006年6月号

3月18日春のダイヤ改正を特集。
夜行特急「利尻」「オホーツク9・10号」の季節列車格下げ、寝台特急「日本海1・4号」の青森打ち切り、「出雲」の廃止や東海道線京口から113系が撤退するなど、個人的には寂しい思いの募るダイヤ改正だったように思う。「出雲」亡き後を継ぐ「サンライズリレー号」のこれからに注目しよう。
新幹線の博多行き「のぞみ」の毎時2本化、「ひかりレールスター」の2往復速達化(下手すれば遅い「のぞみ」より速い)などの施策は神戸空港開港の動きと併せて読むと新幹線が熾烈な競争のなか勝ち残ろうとする姿勢が見えて興味深い。
東武鉄道にかなりページが割かれていた。私鉄の特急列車がJRの都心・新宿駅に乗り入れることのインパクトを物語るものなのだろうか。