近江富士(三上山。アプローチはMTB)

コースタイム

報告と所感

自転車を使ったトレーニングの場として今年の初めから目を付けていた近江富士(三上山)を目指すことにする。
用事を済ませて自宅を出たのは11時前。東山の登りで前のギアを中間に1枚落として一つめのサミットを越える。下りでスピードに乗せるべくギアを最も重いレベルに。横を走っていた車から「60km/h出てるよ!」と告げられて調子に乗って全開モードで引っ張れるだけ引っ張ってみる。この下りで、この日の最高速度66.9km/hを記録。スピードが乗らないといわれるMTBでも意外と健闘している。(そのあとフラットな路面で青息吐息だったことは秘密である)
京都東ICの入口を過ぎて大津まで小さい登り。並行する京阪線を標識を見ていると40‰=4%の勾配を登っていることがわかる。
瀬田川大橋で自宅からの走行距離がちょうど30kmに。国道8号との分岐を過ぎて栗東の「ジャパン」で栄養補給。モカロールと野菜ジュース900mlを流し込み、アクエリアス2リットルをザックに積んで目の前に次第に大きく迫る近江富士に進路を向ける。実走行時間2時間03分で野洲市の三上山登山口へ。距離は48.8km。よし今日は単純に往復しても走行距離は100kmを超えそうだ。少し進んで砂利道に変わり始めて間もない場所でいい塩梅の木陰を見つけMTBを隠して徒歩で山頂を目指す。距離にして1km弱、標高差は250m程度だろうか。思ったより早くやってくる脚の疲れに「もう若くないなあ」と感じつつ19分で山頂到達。ふうっまずは着きました。琵琶湖方面に目をやると今日は比良の山々が白く輝いている。よし帰りは湖岸道路で帰って比良を望みながら帰ることにしよう。ドリンクを飲んで休憩もそこそこに下り始める。帰りは14分。やはり下りは苦手だ。
帰りは少し遠回りに近江八幡を経由。市の看護専門学校を通って広い空のもと琵琶湖岸へ。水路沿いの自転車道を走っているとこんなのんびりしたサイクリングもいいよなあと思ってしまった。7kmほど走ったドライブイン「鮎家の郷」で休憩。つい最近まではほとんどの商品で試食し放題だったのだが、だいぶ世知辛くなっていた。ここから瀬田川大橋まで25km走る。追い風の時は楽に30km/h出るのだが向かい風や横風は後のギアを半分まで落としてようやく普通に進めるくらいでペースが上がらず辛い。湖岸沿いはサイクリングロードも完備しており走りやすいのだが変化が思いのほか乏しく「長い」と意識すること数度。瀬田川大橋に出てもときた道を戻る。大津駅そばで走行距離100kmを突破。東山の登り直前の駐車場で行動食(グミキャンディ)を補給。山科側からの登りは思いのほか短かった。
今日の走行距離は126km。いちおう、新しいMTBでは最長の距離を更新。琵琶湖一周の予習にもなったし、用事の入った日にしてはまずまずのトレーニングができたと思う。

メモ

三上山、自転車を絡めるといくつか楽しそうなルート取りができる山である。当面考えているのは以下の2つのルート。

  • 自宅〜国道367〜大原〜途中〜堅田〜三上山〜国道1。大原までの緩い登りを通過したあとの「途中峠」の登りがカギ。雪が溶ければ試したいルート。
  • 自宅〜宇治〜天ヶ瀬ダム〜瀬田〜三上山〜国道1。天ヶ瀬ダムのラインを単純に自転車で走ってみたい。

あと、琵琶湖東岸を走るならいつかは立ち寄ってみたいポイントがある。京阪膳所本町駅前にある大衆食堂「美富士食堂」である。Webに散在する情報(美富士食堂〜愛情、それは究極の大盛り体育会系の力強い味方 美 富 士 食 堂。なかにはマラニックの帰りに立ち寄っている事例も)などによると、それはものすごい大盛を体験できるらしい。今年挑戦してみたい琵琶湖一周+比良のどこかの山を組み合わせて、是非組み込みたい場所だ。

走行データ

データ項目 データ
ルート(ゆき) 自宅〜R171〜R1〜R8〜三上山登山口
ルート(かえり) (三上山登山)〜近江八幡〜湖岸道路〜R1〜R171〜自宅
走行距離 126.6km(自宅〜近江富士までは48.8kmで到達)
実走行時間 5時間26分02秒
平均速度 23.2km/h
最高速度 66.9km/h(国道1号 東山を越えて山科への下りで)
積算距離 682km