2度目のコース - BRM205近畿200km


去年と同じ道だけど。
2月5日は、自転車のサイクルイベント「ブルベ」に参加してきました。

記録

当日まで

今年2回目のブルベは地元近畿の200kmコース。
このコースは昨年初めてブルベに出たときに走った思い出のコース
同じコースを走るのだから、なにかひとつは去年と違った目標がほしい。

スタート〜PC2

朝3:20に起きて自宅を3:40に出発、6時前には泉佐野の出発地点付近の駐車場へ。到着が早かったためか屋根のあるスペースに車を停めることができた。
6時30分前に受付を済ませて、7時の部でスタート。先週に比べると風も弱く、天気が荒れることもなさそうだ。
雄の山峠を越えて旧道に入り、住宅街を通って通過チェックのローソン。ここで防寒に着ていた雨具を脱ぐ。
70km地点のPC1までは自分のペースをつかむのに苦労する。走っている集団から飛び出て前に出ると速いグループに追いつくが、今度はグループのペースが速くてまた引き離される。
PC1では水分を軽く補給して出発。ここから二人の方とご一緒することになる。
お一人は、あと2年で定年を迎えるという方。今回が初めてのブルベ、先週は試走に訪れたとのこと。「マイペースで行きますから」謙遜される言葉とは裏腹に颯爽と走られるスペシャライズド乗りの方。
もうお一人は、昨年からブルベを始められた方。お話を聞いていると自分が昨年出たブルベと被るところがあるようだ。
このコースの核心、折り返し地点の手前にある3kmの登り「忍坂(おっさか)峠」。そういえば、昨年はフロントのディレイラーが壊れてアウターでこの登りを苦しんで越えたのだった。

PC2〜ゴール

折り返しのPC2ではすっかり汗ばんでしまい、2枚重ねていた手袋を1枚外す。
スペシャライズド乗りの方は休憩もそこそこに出発される。
止まる時間を短くして所要時間を縮める考え方は、僕も大いに望むところだ。
忍坂峠の下りはブレーキを握る必要もなく軽く60km/hを出す。
五條より西の紀ノ川沿いは向かい風を覚悟していた後半だったが*1、予想に反して無風。3人で適宜先頭を交代しながら先を目指す。
PC3で1.5リットル水を補給した影響か、いつになく速いペースで便意をもよおす。夏なら汗で蒸発してしまうが、冬はそうはいかないようだ。
ゴールから20km手前のローソンで通過チェック。最後の峠に備える。
脚の揃った方に助けられて、泉佐野にゴールしたのは16時23分(所要時間9時間23分)。日の沈む前になんとか戻れた。

終わってみて

去年は1月にブルベを始めて6月には600kmまで走ったものの、9月に入院して右肩を手術、12月まで約2ヶ月半自転車に乗ることができなかった。
リハビリに一区切りつけた1月、復帰にあたって目標としていたのが今回のブルベに体調を合わせること。
今回のルートは2度目のルートで慣れていることを差し引いて、あわよくば前回より早い時間で走り切りたい。
結果、前回より短縮した時間は20分足らず。
GPSを導入して道迷いがなくなった効果を差し引くと体力的に向上したあとがほとんど見られないのが辛いところだが、ひとまず去年と同じラインには立つことができたのだろうか。

後日談

昨年のブルベで何度かご一緒したFさん。
ゴールでお会いしたので話を聞いていると、京都府内の自宅から泉佐野まで70km自走してのブルベ参加、しかも荷物を背負って、30分出発が遅れたにもかかわらず9時間台でゴールされたとのこと。
「前回と同じコースを走るなら、なにか違うことがしたい」。
さすがに、考えることがひと味もふた味も違う。
もっと話を聞きたくなって、思わず自宅近くまでクルマで送らせていただいた。

データ

走行距離

213.1km

走行時間

8時間20分*2

平均速度

26.5km/h

最高速度

62.2km/h

累積標高

2,138m

*1:BRM205のコースの様子は、@hayavusaさんの「【試走】BRM205 近畿200km - ブルベ紀行」が参考になった。

*2:休憩時間は除く