滋賀県 国道421号線 石榑峠手前まで(自転車)
10月13日(月)は、滋賀県と三重県の間にある峠の様子を見に行こうとしました。
感想など
国道8号沿いの「道の駅 竜王かがみの里」から出発。
国道421号線を石榑峠に向けて東へ進んだところで「通行止」の看板が。
永源寺ダム。
神崎橋を過ぎると、一般車両通行止めの標識が現れた。
石榑峠付近は、大規模な改良工事中だった。
数年後には完成するとされる「石榑峠トンネル」の工事現場。
トンネルの工事現場を過ぎてすぐ、車両は通行止めに。細々とした峠道が始まる。
石榑峠の直前で、釘を踏んで後輪がパンク。修理を焦って泥沼に。思わず天を見上げる。
偶然通りがかったバイク乗りの方に、東近江の市街地まで乗せていただくことができた。
自転車は一旦デポ。バス、私鉄、JRを乗り継いで車を置いた道の駅に向かう。写真は「近江鉄道」。
JR篠原駅から道の駅竜王までは田園風景を歩く。N700系が颯爽と通過。
日曜日は鈴鹿の峠を訪ねてみることにしよう。
アプローチは楽をしてクルマ。6時半に自宅を出て滋賀県の国道8号沿いにある「道の駅竜王かがみの里」まで移動。
自転車を組み立てて8時過ぎに出発、東近江(旧八日市市)で軽い朝食。国道421号線を「石榑峠(いしぐれとうげ)」方面に向かう。
しばらく走ると「この先通行止」の看板に突き当たるがそのまま構わず先に進む。
ゲートが現れたのは永源寺ダムを過ぎて「神崎橋」を過ぎたあたり。ルートを変更すべきか迷うが、工事用の車両はときどき行き交いしている模様。ゲートの脇をくぐって行けるところまで行ってみることにする。
果たして国道421号線の滋賀県側は大規模な改良工事中。1車線の道路の脇に立派な橋脚が工事中であったり、有料道路を思わせる立派な盛り土の施工中であったり。重機とダンプが喧しく現場を往復している。
近い将来開通が予定される全長4kmの「石榑峠トンネル」の工事現場を過ぎると工事区間は終わって一転寂しい峠道へ。
峠の手前は軽いアップダウンがある。石榑峠の「名物」とされる峠のコンクリートブロック*2をもうすぐ見られる、と気分がいよいよ盛り上がってきたところで、後輪からなにやら「シューッ」と音がする。
どうやら、釘を踏んでしまったようだ。パンクである。
広い場所まで走って後輪を外しチューブを予備に取替え、携帯用のポンプで空気を入れてバルブを抜こうとする。ポンプがバルブからなかなか抜けないため力を入れたところで「ボキッ」という音とともに勢いよく空気が抜ける音。
勢い余って、バルブを折ってしまったようだ。今日パンク修理のセットは持ってきていない。
これで自転車に跨ることはできなくなった。やってしまった。
通行止めのところからはだいぶ登っている。ひとまず自転車をバス停のあるところまで引きずって、公共交通機関を使って車に戻らねばならない。
だがこんどは後輪を上手く自転車に組み込むことができない。明らかに焦っているのが自分でもわかる。
これは後輪を担ぎながらフレームは別に引きずって峠道をゆっくり降りるしかないか。どうしたものかと空を見上げていると、偶然通りがかったバイク乗りの方に声をかけていただく。石榑峠の先が通行止でもときた道を引き返してきたところ、自分がずっと困った様子だったので気になって声をかけてみたとのこと。
一から作業をやり直して手伝っていただくと、後輪はがちっと入った。これで後輪とフレームを別々にして自転車を引きずる必要はなくなった。
これでなんとかなりそうです。ありがとうございました。
ところが、自分をバス停のある麓まで送っていただけるという。
「バイクの後の座席に、どうやって乗るんですか?」「自転車を肩に担げばなんとかなるだろう。」
こんなにお世話になっていいのだろうか。
石榑峠の手前から、バス停の終点どころか東近江の市街地の付近にあるショッピングセンターまでかなりの距離を乗せていただく。お会いしていなければ、夜半になっても国道をとぼとぼ歩き続けて困り果てているくらいの距離である。歩くことに比べればどれほど時間を短縮できただろうか。深く礼をしてバイク乗りの方と別れる。
ここからはバスと私鉄とJRを乗り継いで車のある道の駅に戻り、ショッピングセンターに戻って車を回収。
その日のうちになんとか自転車店にすべり込み、チューブと後輪を交換する手配を済ませることができた。
京都北山よりスケールが豪快で、意外と近いところにある鈴鹿。
また、きっと訪れる機会はあるだろう。
データ*3
*1:ALPSLAB Routeはここ最近不安定でなかなか投稿できないので…
*2:ウェブでも検索すればすぐに見つけることができる。「¹SQPü@ÎÒ»iOd§åÀ¬` ê§i¹¬j」などがわかりやすいかもしれない。