青森県 白神岳(ハイキング)

9月13日(土)は、青森県の「白神岳」に行ってみました。

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海沿いで迎える朝。これから向かう白神岳は雲に隠れて見えない。
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国道101号沿いにある登山口の看板が目安。林道を1kmほど登って登山口の駐車場へ。
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駐車場はこんな感じ。連休が始まったのに思ったより少ない。
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森に光が射す。
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秋の気配をぶな林に感じる。
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稜線。日本海が望めるはずなのだけど、雲にさえぎられて展望はいまひとつ。
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山頂。このあと大勢の人が登ってきた。左の小屋はトイレ、右は避難小屋。
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人の手が入っていない、世界遺産の核心エリアを望む。ハイキングの装備では立ち入りはかなわない。
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ぶな林をゆっくりと下る。
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山を下りたあとは、海沿いに走る五能線の駅に寄ってみる。その名も「白神岳登山口」駅。
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待合室。一日に列車は5往復。さぶとんが備えられていて寝るには心地よさそう。
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ホーム。白神岳の山頂で写真を撮ってもらった人に偶然会った。
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鉄道でふらっと山を訪ねるのも、贅沢なのかもしれない。


5時過ぎにパーキングで目覚める。
昨夜閉店間際のスーパーで半額で仕入れた弁当を掻き込んで、まだ整備されて間もない登山口へ。
この日は同行者から強いリクエストのあった「白神岳」に登ることに。
さすがに最近は「世界遺産・白神山地」の名前が全国区になりつつあるのか、関東方面や関西方面のクルマが複数停まっている。
6時50分、登山口にあるまだ新しい小屋に登山届けを出して出発。
登山道は麓から階段状に整備されていて歩きやすい。稜線に近づくにつれ大きな段差を乗り越える必要のあるところも出てきて登山者とのすれ違いにはそれなりに工夫が求められるところ。
稜線からは日本海もよく見えるはずなのだけど、雲が晴れずに展望はお預け。
11時30分、白神岳山頂。トイレと避難小屋の2つの建物がある。
人の手が入っていない核心地域*1白神岳のさらに向こう。残念だが、ハイキング程度の軽装ではこれより奥に入ることはかなわない。
正午近くになると登山客が連なるように押し寄せてくる。入れ替わるようにそそくさと下山を始める。
時間に余裕があれば「十二湖」の方面に下るコースもある*2ようなのだけど、この日は登った道を戻る。
15時半、駐車場。白神の奥に入るのはやはり残雪期に訪ねるのがいちばん楽なのだろうか。
帰り際に海岸沿いの無人駅にいくつか立ち寄って、源泉がしょっぱい鰺ヶ沢温泉で一風呂。*3
弘前市内で夕食をとった後は、八甲田山の麓にある酸ヶ湯(すかゆ)温泉の駐車場で車中泊。
9月の東北、標高900mまで上がるとさすがに肌寒い。

*1:白神山地の核心エリアの解説は、ざっと見た限りでは「白神山地 - Wikipedia」が詳しいように思えた。

*2:JR五能線の沿線で古くから知られる名勝。十二湖の雰囲気は「五能線で神秘の湖「十二湖」をたずねる - メレンゲが腐るほど恋したい」がなんといっても詳しい。

*3:390円。交易の街として栄えた様子を偲ばせる民具が随所に展示されている施設だった。