富山県 金剛堂山と東海北陸自動車道(ハイキング+ドライブ)

7月6日(日)は、ドライブがてら山歩きをしてきました。

GPSログ(クリックで拡大)

20080706金剛堂山

  • 利賀スノーバレースキー場から入るも、迷って引き返して1時間ロス。
  • 「栃谷コース」の登山口は、利賀スノーバレースキー場からさらに1.5km進んだところに。

感想文など

2008年7月5日(土)

土曜は思いのほか早く用事から解放された。休みも合ったので以前から気になっていた場所を見に行くことにする。
夕方に出発、日本海沿いを走って日の変わる頃に東海北陸自動車道の城端ハイウェイオアシスに到着。駐車スペースは広く洗面所周りは清潔。深夜の車の出入りも少なく車中泊の習慣がなくてもまあ安心だろう。

2008年7月6日(日)

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ダートを1.5kmほど走った避難小屋が「栃谷コース」の目印。
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沢を渡って山に取り付く。
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2kmほど歩いたところでブナの原生林を通り過ぎる。
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落ち葉でふかふかして、足に優しい登山道。
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稜線。金剛堂山の山容はなだらか。
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曇ってきたので、今日は三角点で引き返すことに。
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富山県の名山・金剛堂山。秘かに気になっていた。
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下りは雨をよけながら。
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利賀スノーバレースキー場。「栃谷コース」登山口の1.5km手前にある。
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東海北陸自動車道、7月5日に全線開通。城端ハイウェイオアシスにて。
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開通区間の途中にある飛騨河合PAは、ETC車であればインターチェンジとしても利用することができる。


5時に起きて東海北陸道五箇山ICで下車、登山口のある利賀村まで2つ峠を越える。
まずは「利賀スノーバレースキー場」に車を置いて登り始めるも、沢を渡るポイントで道を見失う。地図に登山道の表記はあったのだが、すでに道が荒廃していたようだ。1時間のロス、付き合わせた人には悪いことをしてしまった。
金剛堂山でもおあつらえ向きとされる「栃谷コース」の登山口はスキー場から1.5kmほど砂利道を進んだところにある。すぐにそれとわかる避難小屋のそばの広いスペースに駐車。すでに10台近い車が。鉄の橋を渡って仕切りなおし。歩き始めて2kmほど歩いたところにあるぶなの原生林が素晴らしい。
稜線にとりついて軽いアップダウンを繰り返して山頂へ。標高が低く草木が茂っているため、展望はあまりない。
金剛堂山の真の山頂は三角点の向こうにあるのだが、あいにく天気が崩れそうなので深入りはせずここまで。ぽつぽつ降っていた雨はやがて本降りになり足もとに注意して下る。
温泉は、金剛堂山の地下1100mから湧き出したという「天竺温泉の郷」へ*1。メインの国道から外れているせいだろうか、真新しい施設なのにほとんど客がいない。
無料のマッサージ機に小一時間身をゆだねてよだれを垂らして眠りこけてしまったのは、ここだけの話。

気になる道路とか

帰りは7月5日(土)に全線開通した東海北陸自動車道を流してみる。
今回開通した区間である白川郷から飛騨清見までの24kmのうち、実に20km近くがトンネル*2。荘川から白川郷まで、以前の御母衣ダム経由だと一時間は要していたのが、自動車道だと30分でも余裕がある。四季を通して時間を読める道があるのは心強い。
白川郷IC を出て二つ目のトンネルが、着工から全通まで9年を要した全長10.7kmの飛騨トンネル。工事費が通行料に上乗せされているのだろうか、今回開通した区間は、ほかに比べるとやや割高な料金が設定されている。*3
開通して2日目の7月6日は、中京や関西方面からの観光客で白川郷はかつてない賑わいを見せたとのこと。
これまで国道を走っていた車が東海北陸道に移れば、御母衣ダムの湖岸ですれ違いに神経をとがらせる場面も減るだろう。

*1:600円。

*2:トンネルの様子を紹介した動画がWeb上にいくつかアップされている模様。「はてなブックマーク - 東海北陸道 白川郷IC~飛騨清見IC (ちょっと高画質?)‐ニコニコ動画(夏)」が画質が高くトンネルごとの字幕もあり倍速送りで見やすい。

*3:1,200円。2008年10月31日までは開通記念価格:半額の600円で通れる。