富山県 猿ヶ山(山スキー)

1月13日(日)は、富山県の「猿ヶ山」という里山にスキーを使って登ってきました。
メンバーは単独です。

GPSログ(クリックで拡大)

20080113猿ヶ山山スキー

  • 東海北陸自動車道の「五箇山」ICから降りてすぐのところが登山口。
  • 「新屋橋」を渡った林道ゲートからスタート。
  • 帰りは林道を通って下山。

報告と所感

2008年1月12日(土)
  • 12:00 自宅
    • 週末の初日は空模様が荒れるとのこと。出発は土曜日の昼過ぎに。
    • アプローチは下道を使って高速代を節約。
  • 22:15 東海北陸道 城端ハイウェイオアシス
    • 福井、金沢経由で富山県入り。
    • 福光ICから東海北陸自動車道へ。五箇山ICへのトンネル群の手前にある真新しいパーキングエリアで車中泊とする。
    • 温泉も併設されているようだが22時で営業を終了していた。
2008年1月13日(日)

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空は薄暗い。時折雪が舞う。
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斜度が急な箇所はスキーを担いでつぼ足でラッセル。膝上まで埋まる。
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標高1000mを越えてようやくブナ林が出迎えてくれた。
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標高1000mを越えると快適になる。
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タイムリミットの20分前に頂上着。少しずつガスが濃くなってきた。
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トレースはまだ残っている。先を急ごう。
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さすがに吹雪の中で一眼レフを出すのはためらわれる。これらはコンパクトのカメラで撮影。
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もっと雪の深い時期に来れるかな。

  • 6:20 起床
    • 明るくなるのを待っていたらいつの間にかこんな時間に。気温0度。
  • 7:00 出発
    • フロントガラスを乾かして出発。五箇山ICは9kmのトンネル区間を抜けた先。
  • 7:40 登山口
    • ブナオ峠の林道の入口に車を停める。天気は曇り、雪が舞っている。
  • 8:00 出発
    • 林道のゲートを越えて50mほど歩いて緩そうな斜面から尾根へ。尾根に取り付いてからスキーを履く。
    • 出だしは雪が中途半端にしか積もっていない。雪が少ないため藪が隠れていないのだ。
    • スキーを担いで登ろうとすると藪がスキーに引っかかって邪魔をする。こんな藪尾根を帰りは下るのかと思うといきなり気が滅入る。
  • 10:30 鉄塔(880m)
    • 雪が次第に深くなってくる。急な斜面ややせ尾根はスキーを担いだまま。膝上から膝下のラッセルが始まる。
    • どうも、参考にしてきた記録に比べるとタイムが3分の1程度余分にかかっている。
    • 見通しが甘かっただろうか? 山頂まで届くか不安になり始める。
  • 13:35-13:50 猿ヶ山山頂
    • 標高1000mを越えると藪は次第に隠れブナの疎林になる。傾斜も緩やかになりスキーでぐんぐん距離を伸ばす。
    • 標高1200mを越えてからは粉雪になってきた。下りが楽しみだ。
    • 藪が隠れた標高1000mから上はペースは速かった。タイムリミット20分前の13時40分に山頂に導かれる。
    • 折から舞う雪で展望はまったくない。写真を撮って足早に下ろう。
  • 16:10 鉄塔(880m)
    • 標高1000mまでは緩斜面の粉雪。体が浮くような感覚に歓声をあげる。
    • だが快適なのは鉄塔の下まで。ここからは根気強く濃い藪の中を下っていかねばならない。
    • 濃い藪の中をスキーで駆け抜けるテクニックもなくえっちらおっちら階段を下るように一歩ずつ下っていく。
    • 太い枝や濃い藪が立ちはだかる箇所はスキーを脱ぐ。
    • ところがつぼ足で下ると腰まで雪に埋もれて枝に足を引っ掛けて全身もろとも転げ落ちる。修行である。
    • 17時を過ぎた。ヘッドランプを出さねば辛い時間帯になってきた。登りに使った急斜面はできれば避けたい。
    • 南東方向にそれれば林道に合流できる。遠回りにはなるがこちらのほうが安全だろう。
  • 17:55 登山口
    • 林道沿いに迂回すればもう安全。やや遠回りに車に戻る。
    • すっかり周りが暗くなっている。
    • 出発時間をもう少し早めておけばよかったかもしれない。標高の低い山だと思って甘く見すぎていた。
  • 18:40-20:40 くろば温泉
    • 登山口のそば「新屋橋」の向かいにあるガソリンスタンドで教えてもらった地元の温泉。
    • 600円で入れる。床暖房が効いていて快適。ついでに2階で食事もすませておく。
  • 21:30 道の駅白川郷
    • 五箇山から30分強走って白川郷へ。今日はここで車中泊。すでにキャンピングカーが数台留まっている。
    • 今日は忍耐力をつけたのだから明日は快楽を味わいたいところである。さて、どうしようか。