上書きしますか、ブクマしなおしますか? - 過去にブックマークした記事に出会うとき
ブックマークした記事に帰るとき
はてなブックマークを傍らにウェブを歩いていると、「ブックマークしようと思ったら、既に足あとをつけていた記事」に突き当たる場面が増えてきたことに気づきました。
そのなかでも、過去に書いたブックマークに手を入れたくなるときがあるとするならば、どんなときでしょうか。
- 以前はコメントを記していなかったとき。
- 以前とは違うタグやコメントを記したくなったとき。
- 「なんだこれは?」
今から見直せばずいぶん的外れで違和感を覚えるコメント、引用。 - 記事の読み方がそのときと比べると変わったのだろうか。
- 読み方がいい加減になったのか、もう少し思慮を身につけたどうかはわからないけれど。
- 「なんだこれは?」
- 以前よりも強く惹かれるものを感じたとき。
- 「なんなんだ、これは?」
文章を読んでいて胸の高鳴りを覚えたとき。 - きっかけはどうあれ、すでにお蔵入りした記事をわざわざ掘り出して読もうとするくらいなのだから。
- 「これ、憶えておきたい」
情報を知識に解きほぐして引き出しにしまっておきたい動機は、以前よりもきっと強いはず。
- 「なんなんだ、これは?」
上書きしますか、ブクマしなおしますか?
過去にブクマした記事に再びたどり着いて、ブックマークを書き換えたくなったとき。
そんなときにとれる動きがあるとするならば。
- コメントやタグを直接修正する。
- ブクマした日とその記事が自分の中で強く結びついている場合は、直接タグとコメントを修正して、おそらくおしまい。
- ブックマークした時期は以前の日付そのまま。
- 日付を変えずに修正すると記事は澱に埋もれてしまって、掘り起こしに一苦労するのは承知のうえで。
- 一旦ブックマークを削除して、ブックマークしなおす。
- ブックマークしなおすいちばんの動機は「しばらく自分の目のつきやすい所にその記事へのリンクを置いておきたい」ということ。
- ブックマークを一旦消して、コメントやタグを書き直してもう一度新たにブックマーク。ブクマのコメント・タグとともに修正した日付も書き換えられる。
- これで、しばらくは自分のブックマークのトップからすぐにアクセスできる場所に気になる記事のリンクが張られる。
- あるいは、はてブが自分のためのツールにとどまらず人に見てもらう「コンテンツ」でもある*1、とする見方に立つならば、関心の移り変わりをさりげなく書き残して自分のブックマークをお気に入りに入れてくれている人にそれとなく「伝える」役割もあったりして。
- ブックマークをブックマークする。
- 記事にすぐにアクセスできるようにもしたいし、元のブックマークコメントの内容も日付も書き換えたくない場合。
- そんなときは残り香を閉じこめるように、ブックマークをブックマーク。メタブクマ。
- もっとも、見た目が複雑そうなので実際にやることはほとんどないけれど。*2
で、何が言いたいの?
はてブに決まった使い方なんてあるはずもないし。
なかにある動機の強弱に応じて態度や振る舞いを使い分けていくのがいちばん自然なんじゃないの? とりとめのないことを考えながら。
*1:FETISH STATION - コメントは誰に向けて書くのか
*2:ブックマークコメントにはてなスターがつけられるようになって以降、メタブクマしたくなる場面は次第に増えていくかもしれません。