京都北山 百井峠-花脊峠-祖父谷峠-桟敷ヶ岳-持越峠-京見峠チャリトレ(自転車+ハイキング)
車では通ることのできない峠を自転車で越えてみよう。
6月16日(土)は、京都北山の峠をMTBと一緒にはしごしてみました。
GPSログ(クリックで拡大)
報告と所感
2007年6月16日(土)
稜線を自転車とともに。彼方には京都市内を望めた。
下りは赤土の急斜面をチャリを担いで恐る恐る下った。現れた林道に安堵。
持越峠を下った後で。6月3日との違いは、ヘルメットの有無。
- 9:20 自宅
- 大原経由でまずは「百井峠」を越えてみることにする。
- 11:24 国道367号線 百井峠への分岐(270m)
- 標高400m〜500m付近がため息をつきたくなる急坂。チャリから降りたくない一心でジグを切りながらだましだまし登る。
- 12:08 百井峠(715m)
- 百井集落に下って少し登れば百井峠。標識はなくいつの間にか通り過ぎてしまった。
- 下りもブレーキを握る手が痺れるほど急。鞍馬側からでも十分に手強そうだ。
- 12:20 百井別れ(560m)
- 花脊峠へは一登り。
- 12:36 花脊峠(740m)
- 今日は誰もいない。峠からしばらく下ったところにある駄菓子屋でカロリーを充填。祖父谷峠の分岐まで緩やかな下りが続く。
- 13:48 国道477号線 祖父谷峠への分岐(295m)
- 今回のポイントは車では通れない「祖父谷峠〜桟敷ヶ岳」をMTBで越えるところ。
- ほどなく「この先未整備のため車両の通行はできません」の標識が。しばらく舗装路が続いて祖父谷橋を渡るとダートに。坂道の傾斜も次第に急になり無理をせず押して歩く。
- 14:25 登山道取り付き(565m)
- 林道の終点には車両を回転できるくらいのスペースが。沢の水で喉を潤した後登山道へ進む。
- あまりこの道は踏まれていないのだろうか。倒木が頻繁に行く手を阻みその都度自転車を担ぐ。ハンドルが枝に引っかかり顔面を直撃。一人悪態をつく。
- 15:16 祖父谷峠(782m)
- だが倒木に手を焼いたのは取り付きの部分だけ。あとは緩やかな落ち葉を踏みしめながら歩く。
- 峠に出ると突然南側の展望が開ける。ここから桟敷ヶ岳までは稜線を歩く。
- 稜線に出ると階段状の箇所がいくつか出てくる。自転車を担ぎ地道に登る。
- 15:27 桟敷ヶ岳への分岐(866m)
- 鉄塔の下がきれいに刈り込まれていた。幾重に重なった山並みの向こうに京都市内も幽かに見える。
- 15:42 ルートミスに気づく(822m)
- いつまで経っても登りにならないので不思議に思いGPSで現在位置を確認すると見事にルートを外れていた。
- 本来なら鉄塔の下で南に曲がっていなければならなかったが、気づくことなく進んでしまっていた。
- 16:04 桟敷ヶ岳への分岐(866m)。ルート復帰
- 分岐への標識はなかったが地図をしっかり見ていれば防げるミスだった。
- 北山なら道標くらい完備しているだろうと甘く見ていたところがあった。気をつけねば。
- 下れるところはブレーキを効かせながら慎重に下る。登山道の幅が心なしか狭くなったように感じる。
- 16:27-16:36 桟敷ヶ岳(895m)
- なんとか桟敷ヶ岳にチャリを連れて登ることができた。手短に記念撮影。
- 難儀したのは山頂からの下り。赤土でぬめぬめになった急斜面にげんなり。チャリを担いだ状態で足場の悪い登山道を下るのは初めて。慣れない動作に戸惑う。
- 17:02 登山道終了、林道へ
- ようやく林道が見えてひと安心。最後は沢を徒渉して林道へ。
- なんとかチャリを連れて山を越えることができた。ずいぶん苦労させられたように感じたがもっと要領のいい登り方がきっとあるのだろう。
- 17:17 持越峠雲ヶ畑側(東側)入口
- 見通しがよい急坂だと信じられないほどスピードが出る。漕がなくても60km/hを超えてしまいびびる。
- 17:26 持越峠(395m)
- ここまで来たら前回の復習をしておこう。持越峠〜京見峠を前回とは逆の方向で目指す。
- 持越峠の登りは13%の急坂。すぐ終わると思えば気も楽だ。サミットはいつの間にか過ぎてしまった感じで通過。
- 17:37 京見峠北尾側(北側)入口(240m)
- 京都市内に近づくとやはり交通量は増える。すれ違いに難儀する車の脇を通らせていただく。
- 17:53 京見峠
- あとは京都市内に向かって流れるのみ。
- 18:00 鷹峯交差点
- スーパーに立ち寄りスポーツドリンクで渇きを癒した後、自宅へ。
- 19:10 自宅
- メータ読みで120km届かなかったけど、まあいいか。