京都北山 花脊峠-雲取山-芹生峠チャリトレ(自転車+ハイキング)

6月10日(日)は、京都北山の小さなピークと峠の様子を少しだけ見てきました。
ピークに向かう途中、自転車で初めて登山道をトレースしてみました。

GPSログ(クリックで拡大)

  • 鞍馬の分岐から花脊峠 - 雲取山 - 芹生峠 - 貴船までのルートを抜粋しました。
  • 花脊別所町から芹生集落の間は、ダート(砂利道)と登山道でした。
  • 雲取山へは、分岐にMTBをデポして徒歩で登りました。

報告と所感

2007年6月10日(日)


鞍馬寺。花脊峠までは標高差500mの登り。

花脊峠を越えて、小学校を左折して雲取山への林道へ。

ようやくMTBに山道を走らせてやることができた。

寺山峠。車は通れない。

MTBを分岐にデポして徒歩で雲取山山頂へ。17時過ぎだったので誰もいなかった。

雲取峠。木が刈り払われている。

登山道から2.5kmのダートを走って、府道に合流。ここから峠までは標高差100mもない。

芹生峠。次回はちゃんと麓から登ってみよう。

貴船の川床がもう始まっていた。もうすぐ、納涼の季節ですね。

  • 13:18 自宅
    • 午前中は友人と会う。別れ際に「これから北山にチャリ漕いでくるわ」と話すと「物好きやなあ」と呆れられる。
    • 今回は、京都北山の峠と小さなピークを組み合わせたルートを考えてみた。途中MTBで登山道を越えるのが大きなポイント。
    • 出発こそ遅いが、日の沈む前に登山道を抜ければあとは何とかなるだろうと割り切って出発。
    • だが走り出した途端に雨がひどくなってきた。昼ごはんも兼ねてラーメンをすすりながら15分ほど雨宿り。
  • 15:17 鞍馬寺(235m)
    • 標高235m。ここから花脊峠までは標高差500m。
    • 百井峠の分岐、峠直下のわき水。鞍馬側から登る花脊峠にはいくつかの休憩ポイントがある。だが今回は寄らずに淡々と登る。
  • 16:00 花脊峠(735m)
    • 曇りの天気が幸いしてか体力を大幅に消耗することなくなんとか到着。山菜採りのハイカーで峠は賑わっている。
    • 2005年10月に初めて花脊峠にMTBで挑戦したときは、脚が完全に売り切れて途中で2回休憩を強いられ半泣きになりながら登った。振り返ると、少しは進歩したのだろうか。
  • 16:15 花背小中学校前(570m)
    • ここで左折、山道へ続くダートに入る。ここから登山道を経て「雲取山」に立ち寄った後芹生集落に抜ける予定だ。これまで舗装路ばかり走らせてきたMTBにようやくトレイルの泥を被らせてやるときがやってきた。
    • 荒れたダートを軽いギアで登り始める。だが何かテクニックでもあるのだろうか、まったく要領がつかめず後輪が虚しく空転するばかり。結局押した方が早かった。
    • 登山道に入ってからはおおむね自転車は押して歩く。岩や倒木が行く手を塞いでいたり登山道が人の通れる幅未満のところはMTBを右肩に担いで登る。チャリ自体担げないほど重いわけではないが慣れない姿勢にいきなり息が上がってしまう。これってもしかして修行?
  • 16:50 寺山峠(830m)
    • 担いだMTBを何度も岩や杉にぶつけつつ申し訳ない思いになりながら「寺山峠」へ。
    • ここから分岐までは下り。山道で初めてMTBに跨ってみる。
    • 歩きならなんでもない下りでもチャリだと思いのほか急な斜度に感じられる。ブレーキを効かせながら慎重に下る。こういうときMTBの太いタイヤが実に頼もしい。
  • 16:55 分岐(750m)
  • 17:18 雲取山山頂(911m)
    • 人の入っている北山とはいえ、17時を過ぎるとさすがに誰にも会うことはなかった。
  • 17:39 分岐(750m)
    • ここから芹生に向けて沢沿いに緩く下っていく。
    • 沢沿いに登山道が走っているだけに、徒渉が実に多い。おおむねMTBを降りて押して歩くが、靴はいつの間にかびしょ濡れになってしまった。
    • 跨って乗れる区間など限られているが、柔らかい落ち葉を踏みしめながら自転車で登山道をトレースする感覚は、これまで味わったことのない優しい感覚だった。
  • 17:57 林道終点
    • ここから府道まで2.5kmのダート。登山道を終えたあとなのか、花背側のダートで味わったほどの緊張はない。
  • 18:07-18:15 府道(640m)
    • ようやく舗装路に復帰。ここから芹生峠を越える。
  • 18:22 芹生峠(710m)
    • 府道へは途中から合流したためか、すぐに峠に着いてしまった。次回は麓からしっかり登ってみることにしよう。
    • ここから京都市内目指して流れるのみ。貴船まで一気に標高差300mを下る。
    • あまりの急な下りに、ブレーキを握る指が痺れてくる。自転車にもエンジンブレーキがあればなあと思う。
  • 18:40 貴船神社(300m)
    • もう「納涼川床」が始まっている。貴船は京都の奥座敷。
  • 20:30 自宅
    • 京都市内で山道具を物色した後、自宅へ戻る。

走行データ

ルート
京都市内 - 鞍馬 - 花脊峠 - 花背小学校 - 寺山峠 - 雲取山 - 芹生 - 芹生峠 - 貴船 - 京都市
走行距離
85.3km*1
実走行時間
4時間52分*2
平均速度
17.4km/h

*1:自転車に乗っていた区間のみ。登山道区間は正確に計算されていないと思われる。

*2:自転車に乗っていた区間のみ。