なぜはてなを使うのか〜匿名ダイアリーへの私信など

この3日間のできごと

先日思いつきで書きなぐった雑文に、3日間でこのブログの半年分のアクセスをいただきました。
手間を割いてトラックバックやコメントをしていただいたみなさん、投げ銭をいただいたみなさんにはこの場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

匿名ダイアリーへの私信など

さて、匿名ダイアリーに記されていた「はてなは、つながり加減については人それぞれに調整可能」というコメントへの返事も兼ねるのですが、僕自身

  • リアルなら面と向かって口に出すことが憚られるような(特に自意識に関わるような)繊細な話題
  • 他のコミュニティならなかなか理解してもらえそうにないこと

でも、はてななら自分なりに考えを練ってぶつけると、必ず答えてくれる人がいるような。直球で投げると、それ以上の剛球が返ってくるような。そんな安心感のようなものを感じることがあります。
大学のサークルに一人や二人はいた、癖のある物知りな人がはてなの中には大勢いる、と言えばよいでしょうか。
自分の自意識に埋もれていたものを日記で書かれたりしているのを読んでドキリとすることもあります。これまで見ることを避けてきたものを、他の方のダイアリーを不意に読むことで、自分自身の自意識の脆さを悟らされたり。
クリリンのことかーッ」という言葉がはてなでよく用いられるのは、おそらくそういう空気もあるのかな、と思いました。

それでも、もう少しだけ

今のようにはてなをじっくり使い込む時期もあれば、忙しくてしばらく遠ざかる時期もあると思います。
使い込んでいくなかでは、周りの人に褒めそやされることもあれば*1、ときには失礼なことを書いて叱られる*2こともあるかもしれません。
それでも、もう少し、はてなを通して自分自身を知ってみたいと思うのです。

参考にしたい記事

ネットをしてなければこんな風に強烈な劣等感に苛まれることもないんだけど、
それじゃつまんないもんね。
もっともっと素敵な文章を書く人と出会いたいし、自分にはない発想の持ち主を見つけたい!
べにぢょのらぶこーる - 「アンタなんのためにネットやってんの?」

何のためにネットをやるのか。見えないものを見えるようになりたい、知らないものを知ってドキドキしたい、というのが僕自身の根っこにあるような気がします。

はてなでは情報を発展させることで違った価値観や新たな発見を生み出していくのに対し,Yahoo!ブログでは発展することなく,第1報の情報で満足し,そこで思考が停止してしまっています.
駄文ログ:はてなとYahoo!の違い

はてなのコミュニティの特殊性を考えるとき、「対極にある」といわれるYahooブログとを比較すれば見えてくるものがあるのではないかと思いました。

Yahoo! は,足跡と見た目でつなごうとしている。訪問者履歴,アバター,顔アイコン・名前アイコンつきのコメント欄。
自然,はてなには,書ける人間が集まり,使いこなせる人間が残る。どう書くか,どう使うかという話題が盛り上がる。
むぎむぎ - はてなとYahoo! BLOGS

Yahooブログとはてなの「つながり」の質の違いについて言及されています。

【追記】

追記されたコメントを読んで、なんだか面映ゆくなってきました。
はてなで「熱い」って言ってもらったのは初めて。ちょっとだけ嬉しいです。

*1:書いたエントリに対してはてブで深いコメントをいただいたり、トラックバックいただく

*2:はてブコメントでdisられる