はてブの被お気に入りをあえて見せないということ

被お気に入りを探す方法が盛り上がっている

自分のはてブの被お気に入り(お気に入られ)を知る方法を巡って、はてな界隈が盛り上がっているようだ。
なるほど、ここにある方法なら、パブリックなユーザで自分のブックマークを最近お気に入りに登録したユーザを高い確率で網羅できるだろう。

お気に入りに登録されているのを知ったとき

自分のブックマークがお気に入りに登録されているのを見つけたとき、なぜこのユーザは自分を登録してくれたのか、つい思いを巡らせてしまいそうだ。

  • ブックマークに書き込んだコメントを評価してもらったのだろうか。
  • ブックマークのジャンルや質が目に留まったのだろうか。
    • 注目のエントリー界隈のほかに、特定の趣味*1のネタをブックマークしているユーザははてなではまだまだ少ない分、類は友を呼びやすいというのはあるだろう。
    • あるいは、気になったブログの過去ログも引っ張り出してブックマークしているのが珍しがられているのかもしれない。
  • ブックマークの量が目立ったからなのだろうか。
    • 外泊などでネット断ちする日を除いては、ほぼ毎日ブックマークしているから、勢いブクマの数も増えてしまう。
    • 更新が確実なニュースサイトみたいな扱いを受けている、というのはあるかもしれない。
  • 単にコレクションされているだけなのだろうか。
    • 「なんだかよくわからないけど、よく見かける」ユーザの一人として放り込まれているのかもしれない。
  • あるいは、ネタやウオッチの対象にされているのだろうか。
    • はてブ中毒患者の一サンプルとして、秘かに観察の対象とされているのだろうか。

被お気に入りをあえて見せないということ

僕自身、被お気に入りの数字が常にトップに表示されることが必要以上に気になってしまったので今は表示を消している
随分前に書いた記事で、はてブであればうれしい機能のひとつに「お気に入りに登録しているユーザを知る機能」があればなあ、と書いたところ、どなたかから「ネガティブなお気に入りもあるしね」とたしなめられたことがある。
パブリックユーザであれば、エントリーページから気になるユーザのブックマークの傾向をたどったり、あるいはGoogleを手繰っていけば誰が自分をお気に入りに登録しているか知ることはできる。
先日リリースされた、ログインしている間は指定したユーザを見せないことができる「あぼーん機能」とは全く逆のアプローチなのだけど、被お気に入りを探すことをユーザの創意工夫に委ねる今の状態は、ある意味では、ブックマーカーが催す感情に配慮したはてなスタッフの気遣いなのなのかな、と思うようになったのだけど、どうだろうか。

*1:山登りや鉄道