丹波 長老ヶ岳(ボッカトレーニング)

コースタイム

  • 9:20 自宅(京都)
  • 11:50 登山口(川谷浄水場
  • 12:55 仏主峠
  • 13:15-13:40 長老ヶ岳山頂(916m)
  • 13:55 仏主峠
  • 15:40 登山口(川谷浄水場
  • 17:00-17:40 あやべ温泉
  • 20:00 自宅(京都)

報告と所感

朝遅くに自宅を出て、人が少なそうで車で行ける手頃な山はどこか。以前から少し気になっていた丹波の低山「長老ヶ岳」に行ってみることにする。
しばらく山から遠ざかっているかみさんは足慣らしで空身、僕はボッカ*1のトレーニングを兼ねて少しばかりザックに荷物を放り込んで登ることにする。
京都府の北部は南丹市美山町、大野ダムの北の集落「川谷浄水場」の脇の駐車場に車を停めて林道を歩き始める。道なりに登山道に導かれて杉林の急登をやり過ごせば、長い稜線を2度ほどアップダウンして「仏主峠」へ。舗装された林道が走っておりやや幻滅。峠からは鉄塔を目指して稜線を歩けば頂上へ。晴天が続いているせいか日本海は望めなかったが北山の連なる山々を一望する。登山者は自分たち以外に中高年が1組のみ。山頂の東屋でしばしお昼寝。
下りはのんびり。行動時間が4時間を過ぎた頃からザックの肩ひものあたりが汗で蒸れてきた。時折荷重を背中に預けてベルトを調整する。長い林道を歩いて車のもとへ。下山後、あやべ温泉へ北上。

トレーニングの内容

普段の縦走用装備に加えて「8mm×50mザイル1本、カラビナ・ヌンチャク等の登攀具、シュラフ、2リットルペットボトル×2本、漬物石1個」をザックに放り込んだ。体重計で測るとちょうど30kg。さすがに担ぐときは少し気合が要る。腰のベルトのバックルが切れているため荷重が肩に集中したようで、帰りの下りは肩が蒸れて痒かった。さすがに重い荷物を背負ってだと鼻唄を口ずさんで山登り、というわけにもいかないようだ。
山を歩くのは実はGWの北アルプス山スキー以来。その間大した運動もせずいきなり重い荷物を担いだので下山したあと膝がしばらく悲鳴を上げていた。さすがにこの年になるといきなりきつい負荷をかけるのは故障のもとになりそうだ。段階的に、少しずつレベルを上げていくのがよいだろう。トレーニングこそ計画的に行わねばならない。

参考にしたウェブページ

*1:山に登る体力をつけるために、普段より重い荷物を担いで山に登ること。漢字では「歩荷」と書く。