初級岩登り講習会

山岳会の岩登り講習会に受講生として参加する。場所は金比羅山。以下、独り言。

  1. 参加の動機は?
    • 実力のあるリーダーについていけば、それなりのルートでも登れてしまうことは去年の経験でわかった。
    • しかし、それは自分の実力で登ったわけは決してない。
    • 自分の山をステップアップさせるためには、まずは一連のロープワークを自分で完結できる力量を身に着けることが必要である。
  2. 当面の課題は?
    • 易しいルートであっても、リードで登る。
    • セカンドを確保するためのビレイ点を安定して工作する技術をものにする。
    • しかし、困難なルートを目指すほど、フリークライミングの技術がものをいうことも頭ではわかっている。
  3. 岩の技術を習得したうえで行きたいルートは?
    • 沢登り:自分の力で大峰(白川又川周辺)、白山(瀬波川周辺)、上信越(魚野川本流)。
    • 沢登り:実力をつけて大峰(立合川)、越後(北ノ又川)、朝日連峰(八久和川)。
    • 岩稜:剱岳北方稜線、前穂高岳北尾根は以前から気になっている。
    • 雪稜:八ヶ岳、戸隠。まだ具体的に挙げられるほどの経験はない。
  4. 自分の終着点をどこに見据えるのか?
    • 昨年、このままでは先に進めないと壁を感じた。その先自分が何をしたいのか、具体的に思い描いているルートの先は自分でも見えていない。
    • 困難なルートを追求するのか、と訊かれると、そのような嗜好はどうやら自分にはないようだ。
    • 自分には「山登りを通して、自然の懐により深く抱かれたい」という根源的な欲求がある。
    • 岩の技術を学ぶことで、自分でできる山登りの幅を広げられるのではないかとの思いがある。

キーワードは「シンプルさを追求」「道具は日進月歩」「安全には手を抜かない」「支点の流動分散」「流動分散の支点にカラビナをかけザイルを通し、身につけた確保器具でビレイ」「クライミングギアには名前を記入」。
こういうのは使わなければすぐに忘れてしまう。「岳人」「最新クライミングテクニック」を読み返さねば…