岳人 2006年5月号

「GWの山の遊び方」を特集。
童人トマの風のメンバーによる「槍ヶ岳北鎌尾根〜奥穂高岳〜西穂高岳」の記録がすばらしい。軽量化のノウハウも触れてあり実用的。
奥利根の尾根のスキー縦走の記録もよい。このエリアに立ち入るならば、夏場に沢でじっくり偵察しておかないといけないだろうか。
「登山クロニクル」のひとつに、YASUHIRO先生焼岳西面の記録が取り上げられていた。あ、1月29日に山スキーMLで流れた記録に興奮してエントリ起こしてた
以下、めぼしい記事を拾い読み。
「登山技術大全」、懸垂下降とロアーダウンををどこでも冷静にこなせるようになれば次も見えてくるだろうか。
「登山のトレーニング科学(5)」、「登山自体も体力のトレーニングと考えて、山によく行く人は日常のトレーニングは少なくし、あまり行かない人は多くする」意識せねば山に行く回数が減っている環境にあって身につまされる。
「登山の心理学(5)」、「トレーニングをしなかった場合、試合直前まで不安は高まっていくのに対し、トレーニングを行った場合、試合直前になって不安が低減している」ことをデータで実証。この1ヶ月、山に行く間隔が空いたのでこの土日は入山前に不安が頭をかすめた。山に通うことで、過剰な不安や緊張を意識せずコントロールできていた、ということか。
岳人誌上の連載と書き下ろしを集めた『日本の登山家が愛した50のルート』気になるなあ。