はてなWordlinkをさわってみた

はてブ界隈ではてラボ関連の話題が賑やかみたいなので、手始めに「はてなWordlink」にログインしてみた。
一目見ただけではタグクラウドよろしく語句が新着順に羅列されているだけで、どう振る舞えばよいかさっぱりわからない。
ヘルプがないので困っていたが、はてブのWordlinkのブクマページに仮置き場を発見。
なんだかよくわからないが、恐る恐る新規作成のフォームに思いついた単語を入れてみる。次に、その単語から連想される単語を入力してみる。その繰り返し。単語が増えれば枝分かれするように連想を広げていく。
はてなダイアリーのキーワードともはてなブックマークタグクラウドとも連携しているわけではないのだが、マウスに触れずに手軽に入力を続けられる小気味よさもあってか、気がつけば画面を縦スクロールせねばならないほどマイ単語を蓄積してしまった。
ログインした状態ではてなWordlinkのトップに戻ると新たな発見が。自分が入力した単語が赤くマークされている。怒濤のように入力してしばらくはトップページの大半が赤い状態でまさに自己陶酔。しばらくしたあとログインすると、自分の入力した単語がちらほら赤く表示されていることがわかりWordlinkユーザの嗜好を追跡できるんだと気づく。こりゃ面白い。
2時間くらいのめり込んでみての感想。
はてラボの開発者の人はWordlinkを「辞書」と書いているみたいだけど、Wordlinkに正確性を求めようとしたり、そのジャンルを網羅したリファレンスを作ってやろうと考えるのはお門違い。気軽にブレーンストーミングするくらいの温度でやるのが長続きするコツだと思います。プレゼンで考える言い回しやネタをぼんやり考えるときなんかに激しく使えそう。知らない単語が関連づけられていたら、それこそググって取っ掛かりを掴めばOKなわけだし。

一瞥してみると、はてブのマイページタグクラウドに似ていることがわかる。まさに自分の趣味趣向を反映している。ある意味丸裸。
オタク・鉄道・漫画関連の単語が多いのはその気軽さゆえかも。

気になったこともある。「ブログ」「はてな」などの単語をクリックしていくと(はてなにより削除しました)の単語がものすごく大きなサイズで飛び込んでくる。おそらくはてなの規約に反するワードが入力された故の措置なんだろうが、はてなユーザの好みそうな単語にはたいがい出てきて辟易しそう。(19時現在、250カウントされている)
手軽さ故に荒らそうと思えば容易に荒らせるわけで、そのへんは貴重な遊び場を無料で提供してもらっていることを考えると、自重したいところ。