パソコン・インターネットは貧者の娯楽なのか

独身の頃は欲しい本があれば躊躇うことなく買っていた(その割には積ん読が多く無駄きわまりなかった)が、所帯を持って「小遣い制」になるとさすがにハードカバーの単行本を思いつきで買うわけにもいかなくなった。
1月に本屋で買った本を挙げてみると、「鉄道ジャーナル」「岳人」あと新書2冊程度と数えることができるくらいである。
本を読まなくなった代わりに増えた時間が、ディスプレイを前にキーボードを叩く時間である。
特に12月にはてブに触れ、ブログ界隈の息遣いをリアルに知ってしまったのは大きかった。
定額制のブロードバンドなら昔のように電話代を気にする必要もないし、ネットにさえ接続できれば識者のコメントを雑誌より速いスピードで目にすることができる。
なるほど、パソコン・インターネットは所得にゆとりのない層であってものめり込める趣味なのかもしれない。