ライブドア事件で気になったページをリストしてみる

専門的なことは全くわからないが、1月中旬から今日まで、ライブドアの一連の騒ぎで興味深く感じたエントリをクリップしてみる。

事件を考える

ふぉーりん・あとにーの憂鬱: 「正義」のコスト
「一度嫌疑がかけられれば(しかも、嫌疑の内容が具体的にわからなくても!)、もはや会社としては「防御」の余地はないんじゃないかと。」マスコミに色眼鏡でにらまれても、同じようなことが言えるのではないかと。
ライブドア崩落5――国策捜査 : 月刊「FACTA-ファクタ」 阿部重夫編集長ブログ
最近目が離せないFACTAの阿部編集長のエントリ。「検察のいう「一罰百戒」の「一」にどこを選ぶかは、検察のサジ加減ひとつだ。」
切込隊長BLOG(ブログ) 〜俺様キングダム: ライブドア騒動と、オウム真理教事件が構造的に酷似している件について
2005年3月時点で書かれた記事。「暴走するリーダーと反抗的な思想、若者を中心にした未熟な組織、そして世間の一定の割合が共感する無条件の支持」において、オウムとライブドアが共通していると指摘。
R30::マーケティング社会時評: ライブドア死すともデイトレは死なず
R30氏のエントリ。「今ライブドアを潰しても、日本の証券市場では短期売買の方が儲かるという(個人)投資家の信念を変えない限り、第二、第三のライブドアが生まれてくる。」
佐々木俊尚の「ITジャーナル」:ライブドアへの強制捜査にからんでのうわさ話
フジサンケイグループが当局にライブドアの不正をたれ込んでいたのではないか、という陰謀論。元全国紙記者のエントリだけに説得力あり。
第65回 異例ずくめのライブドア事件 なぜトップ逮捕を急いだのか - nikkeibp.jp - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
立花隆氏の記事。「いずれ、この事件の向う側が魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界につながっていく可能性も十分にある」
naoyaのはてなダイアリー - ライブドアの技術の話
新聞だけでは知ることができないライブドアのもう一つの側面。「一日何億もあるページビュー、何万というトランザクションをエラーを出さずにさばき続けるのにいったいどんな技術が必要か、想像したことはありますか」
日経ビジネスに久々登場した「堀江 vs 三木谷」の世代比較論は???: 実践ビジネス発想法
日経ビジネス誌の、2005年5月に行われた楽天三木谷氏とライブドア堀江氏の比較記事の解説。こういう時にこそ過去に記されたエントリを参照すべし。

ネタ

Takafumi Horie - Wikipedia, the free encyclopedia
Wikipedia英語版より、ホリエモンの解説。[Trivia]として、ホリエモンの名前はドラえもんから由来していると紹介されている。日本語版と併せ読むと理解が深まると思った由。
犬にかぶらせろ!: ほりえもんというブロガーの最期
ライブドアネタで一番読ませる、笑わせる、頷かせる記事。「マスコミは破滅を最大化するためにさんざん持ち上げた」「ちょっとブクマ狙いで人生と会社をかけてネタやってみましたというのがほりえもんだったのではないか。」
堀江の拳
北斗の拳の詩に合わせた風刺FLASHJASRACから通知があったらしく、1月25日限りで見られなくなった模様。