近江富士(三上山。アプローチはMTB)

コースタイム

  • 10:45 自宅
  • 13:30-13:36 三上山登山口(途中、草津市内で15分程度昼食)
  • 13:55-14:00 三上山山頂(432)
  • 14:22-14:30 三上山登山口
  • 15:35-16:40 大津市膳所本町駅前 美富士食堂
  • 17:50 宇治市
  • 18:25 自宅

報告と所感

持久力のトレーニングと気になる場所に立ち寄る目的を兼ねて、お手軽な近江富士(三上山)を目指すことにする。
自宅でのんびりして出発したのは10時半過ぎ。9月とはいえ日射しは強く、日焼け止めを塗って出発。国道1号線の東山の下りでは66.9km/hまで引っ張る。やっぱりMTBで70km/h出すは難しいのかなあ。三上山登山口までの走行距離は49km。ダートの入口にMTBを隠して歩行モードに。このへんは前回来たときと要領は同じ。
山頂から頂上の鳥居までは、前回は19分だったが今回は18分55秒で到達。意外に健闘した。写真を撮って手短に下る。靴が合わなくなっているのだろうか下りが苦手なのだろうか、MTBをデポした地点まで23分を要した。
瀬田川大橋まではもときた道を素直に戻る。瀬田川大橋から県道にスイッチ、膳所本町駅前の大衆食堂「美富士食堂」で満腹になる。
最後は瀬田川沿いに天ヶ瀬ダムを通って宇治経由で帰る。自転車で走る宇治川ラインは、渓谷を緩やかなアップダウンを交えて走るごきげんなルートであった。
今回の走行距離は115km。休日にしてはやや物足りないが、いくつか気になる場所にも立ち寄れたし、まあよしとしようか。

メモ

  • 瀬田川宇治川沿いのルート(宇治川ライン)は緑に包まれた渓谷が約20km続く。上流にあたる大津側から下流の宇治方面に向かう場合でも適度なアップダウンがあり、そう楽はさせてくれない。天ヶ瀬ダムから宇治市内までの約4kmの区間は急勾配のワインディング。MTBに乗って50km/hオーバーでコーナーに突っ込むのはなかなかスリリングな体験でした。
  • 京都大原〜途中峠〜琵琶湖大橋〜瀬田と、前半は峠越え、後半は湖岸を走って美富士食堂になだれ込む、というルート取りも楽しそう。途中に小さなピーク(大原を経由するなら「皆子山」に寄るのもありだろう)を組み合わせればより充実するかもしれない。

走行データ

データ項目 データ
ルート(ゆき) 自宅〜R171〜R1〜R8〜三上山登山口
ルート(かえり) (三上山登山)〜膳所〜美富士食堂〜宇治川ライン〜宇治〜自宅
走行距離 115.3km(自宅〜近江富士までは49.0kmで到達)
実走行時間 4時間59分12秒
平均速度 23.1km/h
最高速度 66.9km/h(国道1号 東山を越えて山科への下りで)
積算距離 1993km

美富士食堂(滋賀県大津市)

前回近江富士に行ったときから行ってみたいと思い焦がれていたが、ようやく願いが叶った。
京阪京津線膳所本町駅前すぐのところに件の食堂がある。国道1号線の京都方面からだと瀬田川大橋を渡る直前で左折すれば膳所本町駅前に導かれる。食堂から少し離れたところに駐車場があるそうだが、見つけにくいので路上駐車を覚悟しておいたほうがいいだろう。
16時前と中途半端な時間帯だが店内は旅行者らしき男性、家族連れでほどよく埋まっている。やはりそれなりに「大盛」の店で有名なようだ。店内には取材にやってきたテレビ番組のスタッフのサインが所狭しと並んでいる。関西の地元ローカルの番組「探偵ナイトスクープ」に取り上げられたことがあったようで、名場面集を集めたDVDの宣伝ポップが飾ってあるのが目立つ。
おばちゃんに「追加注文がないように」と念を押され、紙とマジックを渡される。スポーツドリンクを飲み過ぎて少し腹が膨らんでいたので無理をせずに天丼(580円)+かき氷(宇治抹茶味・500円)を注文。
運ばれてきた天丼、丼自体はそれほど大きくはないが、天ぷらの下にはご飯がぎっしり盛られている。普通なら天ぷらがふんわりと盛られていてえてして上げ底にがっかりするもののだが、ここはやはり手強い。
味は「家庭の味」。チェーン店のようにいたずらに濃くはない味付けに好感が持てる。結構いけるじゃないか。だし汁がまんべんなくしみわたった丼を満足して平らげる。
核心はそのあと、宇治抹茶味のかき氷だった。天丼を食したあと、見計らったように標高20cmはあるだろう氷が運ばれてくる。ギャラリーの視線を一斉に浴びる。面映ゆい。思わず写真を撮る。
 かき氷・宇治抹茶味。食べ物を目の前にして動揺したのは久しぶりだった。
さて食べ始めるも氷を上手く掬えずこぼしてしまう。勿体ない。味は抹茶のほろ苦さが食後にぴったり合う。いい感じだ。
しかし食べすすめるにしたがって身体に悪寒が走り始める。さっきまでは暑くて熱だれ気味だったのだけど。果たしてすべて食べられるだろうか。学生のとき大盛完食タダの店で敗退して以来の不安を味わう。ここは面子にかけても残すわけにはいかない。漫画を読みながら氷をついばむ。帰りのルートを地図で見ながら液体になった氷を飲む。だましだましでなんとか完食。普通の店の2〜3人分は食べたでしょう。
「ごちそうさまでした」勘定を済ませて思わず礼をしてしまった。創業した主人は一線を退いて、いまは若い店員さんが食堂を切り盛りしているようだ。
今度はもう少し腹を空かして来よう。京都北山の峠越えサイクリングの帰りに寄ってみてもよさそうだ。

関連する情報

大盛で有名な「美富士食堂」の話題はネット上でたくさん拾うことができる。
見るだけで満腹になりそうな写真を載せたページをいくつか書き出しておこう。

美富士食堂〜愛情、それは究極の大盛り
親子丼、オムライス、かき氷の写真あり。「利益を無視した日本一の量」というのは案外真実かもしれない。
美富士食堂
焼そば、かき氷の写真が圧巻。丼ものは、やはり2合はあるよなあ。
美富士食堂より愛をこめて
良心的な価格の美富士食堂にあって、赤だしが450円もするのはなぜだろうか。
美富士食堂レポート
カツカレーの写真がえげつない。チャリで消費したカロリーをすべて相殺してしまいそうな勢いだ。
美富士食堂
「味は普通で、見かけは食えそうなのだが、中身はぎっしりで見かけ以上の量が有ります」まさにそのとおり。美富士食堂の凄さを手っ取り早く味わおうと思ったら、かつ丼(700円)を注文するといいと思う。