能登半島ツアー(2日目)

行動の記録

尼御前SAを6時に出発、片山津ICで下車して能登半島を目指す。国道8号はわざと通らず田園風景の広がる日本海沿いへ。荒涼とした砂浜の高台に忽然と姿を現す金沢医科大学宮崎駿の『コナン』に出てくるインダストリアみたい。吊橋の内灘大橋を渡り、高松から氷見市内に一旦出て七尾へ。途中1時間仮眠。
和倉温泉を物見遊山で一周。日本でも指折りの豪華旅館といわれる「加賀屋」の城のような風貌は温泉街の象徴のようにも思える。総湯は場所がわからなかった。
能登島に渡り温泉に浸かりのんびりした後、島を一周。1999年に開通したという「ツインブリッジのと」を渡って半島に戻る。橋は大橋ともに通行料は無料であった。
この時点で既に14時。この日のうちに能登半島の東端である禄剛崎に寄っておきたかったが輪島の旅館のチェックインの時間(17時)には間に合わない。能登町宇野気まで走り、柳田村を横断して日本海側へ。途中「道の駅千枚田に立ち寄り、12haに2,000枚の田がひしめくといわれる千枚田をファインダにおさめておく。
今日の宿は輪島市内から車で20分程度走った入江の民宿。17時前とはいえまだ明るいので近くの観光スポットを奨めていただく。教えてもらったのは「桶滝」という、岩をくりぬくように水が流れ落ちる、自然の造形美を味わえる滝。林道脇に車を停めて3分も下れば着く。能登半島に来て美しい滝を観ることができるとは思わなかった。この桶滝は石川県の文化財にも指定されているようだ。東京ナンバーの車で来たと思われるカメラクルーが3名ほど滝の様子を撮影していた。
旅館に戻り、夕食とビールで一日の行程をねぎらう。この夜は自分たちも含めて2組が宿泊した。海辺の漁港をそばに、田舎の家に泊まるような緩やかで落ち着いた時間が過ぎていく。

写真など


道の駅から撮影した能登千枚田。実際は2,000枚近い田がひしめいているとのことである。

桶滝の様子。岩をくりぬいて水が流れ落ちる風景はなんとも不思議としかいいようがない。

参考になるページ

立ち寄った名勝などを紹介したページをいくつか探してみた。

ClubUribouz - 西保海岸、皆月海岸
QuickTime VRで桶滝の様子を観ることができる。輪島市北部の「西保海岸」のルート図・高低図も見ていて楽しい。
ClubUribouz -曽々木
時国家、千枚田の様子をQuickTime VRで紹介。
竹内取材レポート - 能登半島取材
風景写真家・竹内敏信氏能登半島取材記。(実はWebで検索して初めて知った)千枚田・桶滝を撮影した様子が記されている。2005年10月。

ひょっこり温泉 島の湯(石川県七尾市能登島)

能登島大橋を渡って、5分程度東に流したところにある温泉施設。
入浴料は450円。温泉自体は1999年に湧出したとのこと、まだ新しい。
リラクゼーション施設も充実。砂風呂、マッサージチェア、足裏マッサージを体験できる。