思うこと
2005年 山スキーを始めてまだ間もない2005年頃、毎週のように白馬に山スキーに通っている人のブログが面白い、という話を聞いた。
「「素晴らしく綺麗な景色」は写真に撮れない - hirax.net::inside out」を読んで、思ったことを少しだけ。 味わうために、確かめる。 つまり、眺める景色の素晴らしさを絶対に写し取ることができないだろう、と確信してしまう時に、カメラを取り出す気にな…
駅のホームで電車が行き交いするのを眺めながら。 500系新幹線電車。東海道新幹線で見られるのもあとわずか。 息を弾ませながらその場に駆け寄って、顔をほころばせる。 「楽しみはもう少し後でもよかったかな」「ようやく会うことができた」 かすかな遠慮と…
夢中になっていることでも、いつか思い出になり、あったことすら忘れてしまうとするならば。 どうして書きたくなるのか、そのあたりをほんの少しだけ。 自分は常に入れ替わる たとえば自分自身を形づくる核のようなものがあってそれが揺るぎないように見えて…
あたりまえのように思っていたことでも、立ち止まって深めてみれば思わぬ気づきが得られるのかもしれない。 振り返ったことを、忘れないうちに書き留めておこうと思います。 自分で時間を止めるとき たとえば、そのまま受け止めることが難しいことに遭ったと…
好きなものを、変わらずに好きだと噛みしめたくなったとき。 とりとめもなく思ったことを、忘れないうちに書き留めておこうと思います。 ときには距離を置くことで もう、すっかり自分の生活に根付いてしまった習慣があるとするならば。 好きなことを好きな…
話す側はあたりまえと信じて疑わないことでも、受け取る側はそうは思わないかもしれない。 そういうときも、もしかしたらあるのかもしれません。 「刺さる」善意 ネットを歩いているときこそ「常識」や「普通」という言葉を見かけたときは斜に構える習慣もつ…
最近、「わかる」ということばを口にすることが増えているような気がしました。 実際どんな場面で使っているか、少しだけ思い出してみようと思います。 「わかる」を使いたくなるシチュエーション なだめる。受け流す。 自分の考え方とは相反する相手の主張…
ウェブに広がる文章を読みながら、向こうにいる人をイメージし始めるときに抱く感情などを、少しだけ書き留めてみようと思います。 興味を持つ - イメージをあてはめるように ウェブを歩いていて記事を何度かブックマークしたブログやサイトはRSSリーダーに…
この連休に中国地方の無人駅を車で訪ねたときのことを*1、忘れないうちに書き留めておこうと思います。 待合室の「駅ノート」で 待合室。ゴミ入れの左に駅ノートを仕舞う箱がある。 バックナンバーも揃った駅ノート。数日おきに書き込みが残っているようだっ…
「気になる」ことがきっかけで前向きな感情が自分の中に生まれるとするならば、それぞれの違いはどこにあるのか。 思いついたことを忘れないうちに書き留めておきたいと思います。 好意 - 「好きです」 惹きつけられるのは、その人の持っているものというよ…
「はてな村」って、なんだろう? strange - はてな界隈 「はてな村民」「はてな界隈」とは - はてな匿名ダイアリー もう、はてな村とは何か定義しちゃえば? (奥様、鼻毛が出ておりますことよ) はてなを毎日使っているけど、「はてな村」の一員なのかと訊か…
自分をよりどころにするとき たとえばこれから自分が後戻りできない決断を下そうとしているとき。 自らの意思で臨み、リスクを認識している。 目標に向けての準備を抜かりなく行ってきた状態。 人事を尽くして天命を待つ。 自らの意思で臨むが、リスクを認識…
はてなブックマークを始めてしばらくの間は気になった記事を手当たり次第ブックマークしてきたのですが、1年以上使い込んでいると 「気になるなあ。でも。」 と、ブックマークを足踏みする場面が意外と多くあることに気づきました。 興味を持った記事なのに…
「考えつづけること」について話題になった記事を読みながら、自分自身考えることを足踏みするとすればどのような場面があるか、ぼんやり考えてみました。 思考を停止してもいい二つのシチュエーション 思考停止したほうがいい場合 深刻な問題を目の前にした…
「嫌いという感情を表明すること」についてここ最近話題になった記事を読みながら、少しだけ僕も混ぜてもらおうと思いました。 「嫌いであること」を表明するということ ネガティブな感情を表に出す効用や副作用などを、大ざっぱに僕は下記のように考えてい…
少し前の記事ですが、「オタクの地域格差 - はてな匿名ダイアリー」で、オタクの情報は都会に集中していて地方との格差は開く一方だという話がありました。 僕の場合、趣味で「山登り」を細々と続けているのですが、自然に親しむ趣味になるとインドアとは事…
この前実家に久しぶりに戻って学生時代の資料を整理したときのこと。 「ゼミ」「レポート資料」といったラベルの貼られたフロッピーを発掘。懐かしくなって家で読もうと試みるも、FDDの鈍いモーター音を虚しく聴くだけで中身を開くことはかなわず。 ノートに…
屈託のない笑顔に抱いた疑問 先週末、立て続けに日帰りで行ける山に登る機会があった。 ガイドブックにも丁寧なルートガイドが記された山、要は初心者でも十分に歩けるルートをサクッと往復してきただけなのだが、少しだけ気になることがあった。 犬を連れて…
存在意義を揺るがす危機に直面したときに、人間はどのような行動をとるのだろうか。そしてどこへ行くのだろうか。 バイク便ライダーと客の関係。それは「勝ち組」と「負け組」の関係である。(中略) 「俺ら」は路上でバイク便ライダーを演じることで「あい…
11月3日から5日まで、甲信越の「小川山」というクライミングのゲレンデで岩登りの練習に入っていた。クライミングの初心者としてほんの触りを体験するだけで時間が瞬く間に過ぎていくように思えたが、これまでどちらかといえば遠ざかっていたジャンルにどっ…
元の言葉に強烈な負のイメージがつきまとう場合、「広義」とか「狭義」とかを表現すること自体、その真摯な意図とは別に、ときに第三者の心に安直に負の印象をすりこんでしまう危険がつねにつきまとう。 木走日記 - 「広義のいじめ」とか「狭義の強制連行」…
全てが順調に進んでいると、本来ならば潜んでいるはずの「怖さ」が視えなくなることがある。 まだ経験の少ないときもそうだ。 目の前に与えられた課題をこなすことだけで精いっぱい。高揚感で全身浮き足立つがために「怖さ」を飛び越えて驚くようなことがで…
ある昼下がりの風景 月に数度の昼休み、僕の職場にはにぎやかなクッキー売りがやってくる。 介助者に導かれながら地域の作業所からやってくる彼らは、自分たちが作ったクッキーを籠に満載して、部署を尋ねるごとに丁寧に挨拶をしながら職員に売り歩いていく…
TERRAZINE - 被害者意識が強い障害者自身が、障害者を排除させる このエントリを読んでいて、1年以上前にはてブで人気エントリーになった記事を思い出した。「席を譲らなかった若者」の話である。 あらすじは、高齢者が若者に席を譲らせようとわざと聞こえる…
帰省中の席で、義理のいとこが来年の就職を無事決めたことを教えてもらった。嬉しくなって「卒論が終わったら京都に是非おいで」と伝えたものの、自分自身京都に住んでいながらも京都らしい場所をほとんど抑えていないことに気づいた。 就職を控えた若い青年…
遠くで働く同級生のように魂を吸い取られるほど仕事に忙殺されているわけでもないが、昨年の終わりに所帯を持ったことでさすがに仕事を終えたあと趣味の世界に没頭し続けるわけにもいかなくなった。 家事や家計が新たに日常生活に加わったことで、普段の生活…
2月26日(日)二つ玉低気圧の中、頸城の天狗原山を山スキーで登った人の言葉。 2月27日(月) 朝起きてテレビをつけるとオリンピックの閉会式をやっていた。期間中もニュース以外ほとんど競技を見る事が無かったが日本人選手の活躍は荒川の金だけだったよう…
居心地の良さにこだわって潮目の境を見逃すのか。 それとも、これまでのやり方を否定までせずとも違った角度から検証する姿勢を持つのか。 経験が浅い素人であっても、外の動向に着目していていれば周りの状況は嫌でも目に入ってくる。 筋道が通っていなくて…
はてブ経由で興味深い2chのスレッドを見つけた。「クラスメイト(友達ではない)が死んだのだが、正直葬式に行くのがうざい」 自分ならばどうだろうか。常識の範囲で行動するとしても、なにがしかの違和感はぬぐえないだろう。 404 俺中学のころクラスメイト…